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【プロ監修】ピックルボールのおすすめパドルの選び方を解説!

【プロ監修】ピックルボールのパドルの選び方を解説!

ピックルボールのパドルの選び方を初心者~中級者向けにプレースタイル別で紹介します。

ピックルボールのパドルのことを日本ではラケットと呼ぶ人も多いようですが、ピックルボールではラケットのことをパドルと呼びますので覚えておきましょう。

パドルは、見た目や価格だけで選ぶよりも、自分がどんなプレーをしたいかを基準に選ぶことが大切です。パドルの厚さ・フェイス形状・重さ・ハンドルの長さによって、操作性、打感、安定感、パワーの出しやすさが変わるためです。

この記事ではプロ監修のもと、ピックルボール初心者~中級者までのパドルの選び方を主に3つのプレースタイル別で解説していきます。

なお、各プレースタイル別のおすすめパドルの詳しい特徴は、バランス重視・コントロール重視・パワー重視の個別記事で解説しています。

船水選手
船水

好みのプレースタイルに合うパドルを見つけて、ピックルボールをもっと楽しみましょう!

プロ選手監修のもと執筆しています
船水選手

船水雄太(ふねみず ゆうた)
主な実績:日本人初のメジャーリーグピックルボールプレイヤー(MLP選手)。米国プロツアー大会(PPA Tour)のメンズダブルスで日本人初の優勝。

荻原選手

荻原雅斗(おぎわら まさと)
主な実績:ソフトテニスを12年間続け、学生時代に3度の日本一を獲得。現在はカンボジアチーム代表ヘッドコーチとして活動中。

ピックルボールの初心者~中級者のパドル選びは3つのプレースタイルで選ぼう

ピックルボールのパドル(ラケット)はプレースタイルで選ぼう

ピックルボールのパドル選びで最初に考えたいのは、スペックや価格ではなく、どんなプレーをしたいかです。

たとえば、同じ初心者でも、
「まずはミスを減らしてラリーを続けたい」
「守るだけでなく、チャンスでは攻めたい」
「スピードのあるショットで得点を狙いたい」
というように、目指すプレーは人によって異なります。

そのため、最初から「一番人気のパドル」を選ぶのではなく、自分のプレースタイルに合うタイプを把握したうえで比較することが大切です。

ピックルボールのプレースタイルは、大きく以下の3つに分けられます。

まずは、あなたの理想のプレーに近いタイプを確認してみましょう。

ピックルボールのパドルをバランス重視・コントロール重視・パワー重視の3タイプから選ぶための診断表

攻めも守りも状況に応じて切り替えたい方や、パワーとコントロールのどちらも試したい方は、バランス重視型が候補になります。まだ自分の得意なプレーが決まっていない初心者にも選びやすいタイプです。

ラリーのなかで主導権を握りたい方や、狙った場所にボールを運ぶプレーを楽しみたい方は、コントロール重視型が向いています。ミスを減らしながら、落ち着いて試合を組み立てたい方にも合いやすいでしょう。

強いショットで一気に決める爽快感が好きな方や、スピードと威力で相手を押し切りたい方は、パワー重視型が候補になります。ただし、パワー重視型は扱いにくさを感じることもあるため、初心者の場合は無理なく振れるかも確認しましょう。

このように、パドル選びでは「どの性能が高いか」だけでなく、「自分がどんなプレーを楽しみたいか」を先に整理することが大切です。

初心者でまだプレースタイルが固まっていない場合は、まずバランス重視型から検討するとよいでしょう。対応できる幅が広く、プレーを続けながら自分に合う方向性を見つけやすいためです。

ピックルボール初心者はバランス重視型のパドルを選ぶのが無難

ピックルボール初心者はどのパドル(ラケット)を選べばよい?

初心者がパドルを選ぶ場合は、いきなり極端な性能のモデルを選ぶよりも、扱いやすさとミスの少なさを重視するのがおすすめです。

特に、以下のようなパドルは初心者でも使いやすい傾向があります。

初心者が見るべきポイント選び方の目安
厚さ14〜16mm前後
フェイス形状広すぎず、細長すぎない形状
重さ軽すぎず、重すぎない中間的な重さ
ハンドルの長さすぎず、長すぎないもの

初心者のうちは、ボールを正確に当てることや、ラリーを安定させることが大切です。

そのため、最初の1本としては、コントロールとパワーのどちらにも極端に寄りすぎないバランス重視パドルが候補になります。

ただし、すでに何度かプレーしていて「ネット際の細かいプレーが好き」「強いショットを打つのが楽しい」などの感覚がある場合は、コントロール重視型やパワー重視型から選んでも問題ありません。

初心者におすすめのバランス重視型パドルはこちら

ピックルボールのパドルを選ぶ際の4つのポイント

ピックルボールのパドルを選ぶときは、以下の4つを確認しましょう。

ピックルボールのパドルを選ぶポイント
  1. 厚さ
  2. フェイス形状
  3. 重さ
  4. ハンドルの長さ

これらのポイントは、以下のようにプレー中の打感や安定感、操作性などに影響するため、「理想の/好みのプレーをしやすくする特徴」を備えた製品を選ぶことが大切です。

ピックルボールパドルの厚さ・フェイス形状・重さ・ハンドル長さがプレーに与える影響をまとめた表

パドルは、見た目が似ていても、厚さ・フェイス形状・重さ・ハンドルの長さによって打ちやすさが変わります。

厚さが薄いパドルは、ボールが当たった瞬間に反発しやすく、スピードのあるショットを打ちやすい傾向があります。一方で、厚いパドルはボールを一度受け止める感覚があり、返球時の安定感を出しやすいのが特徴です。

フェイス形状も重要です。細長い形状は振り抜きやすく、スピードを出しやすい一方、幅広の形状はボールに当てやすく、ミスを減らしたい方に向いています。

重さは、操作性と安定感に関わります。軽いパドルは振りやすく、ネット際の細かな操作がしやすい反面、相手の強いボールに押されやすい場合があります。重いパドルは打ち返したときに安定しやすく、球負けしにくい点がメリットです。

ハンドルの長さは、片手打ち・両手打ちのしやすさに影響します。短いハンドルは手元で操作しやすく、細かなプレーに向いています。長いハンドルは振り切りやすく、パワーを出したい方や両手打ちを使いたい方に合いやすいでしょう。

同じ「おすすめパドル」でも、プレースタイルによって合うものは変わります。単に人気の商品を選ぶのではなく、自分が重視したいプレーに合う特徴を見て選ぶことが大切です。

プレースタイル別にみるパドルの選び方

プレースタイル別にみるパドル(ラケット)の選び方

ここからは、バランス重視型・コントロール重視型・パワー重視型の3タイプに分けて、パドルの選び方を整理します。

プレースタイルが見えてきたら、次はタイプごとに合いやすいスペックを確認すると良いです。下記を意識すると、各プレースタイルの特徴を引き出しやすいと言えます。

バランス重視・コントロール重視・パワー重視ごとのピックルボールパドルの選び方早見表

バランス重視型は、厚さ・フェイス形状・重さ・ハンドル長さのいずれも極端に偏らないものが目安です。

コントロール重視型は、厚め・幅広・軽め・短めハンドルのパドルが候補になります。

パワー重視型は、薄め・細長い形状・重め・長めハンドルのパドルが候補になります。

荻原
荻原

コントロール重視型とパワー重視型は、それぞれ重視する方向が対照的です。
バランス重視型は、その中間に位置する特徴を持つイメージですね!

ただし、早見表はあくまで目安です。実際には、体格や筋力、スイングの大きさ、片手打ち・両手打ちの好みによって扱いやすいパドルは変わります。

迷った場合は、まず無理なく振れて、ラリーを続けやすいものから選ぶと失敗しにくくなります。

それでは、各プレースタイル別に、目安となるポイントについて詳しく解説していきます。

バランス重視型に合うパドルとは?

バランス重視型は、攻撃と守備のどちらにも対応しやすいプレースタイルです。

たとえば、以下のような方に向いています。

バランス重視型が向いている人
  • まだ自分の得意なプレーが決まっていない
  • 強打もラリーもバランスよく試したい
  • 初めての1本で失敗したくない
  • まずは扱いやすいパドルを選びたい
船水選手
船水

「パワーとコントロールのどちらか一方だけ」ではなくて、「状況に応じて攻守を切り替えながら対応したい」という場合は、バランス型がおすすめですよ!

バランス重視型のパドルは、厚さ・重さ・形状が極端に寄りすぎていないものを選ぶのがポイントです。

目安は以下の通りです。

厚さ14〜16mm前後
フェイス形状細すぎず、広すぎない中間的な形状
重さ軽すぎず重すぎない中間
ハンドルの長さ短すぎず長すぎない中間

攻守どちらにも対応しやすいため、初心者や中級者が最初に検討しやすいタイプです。

船水選手
船水

全項目を平均的にするより、「無理なく続けやすい」を意識して、「どちら寄りか」を考えながら選ぶのがコツです。

コントロール重視型に合うパドルとは?

コントロール重視型は、狙った場所にボールを運び、ラリーの流れを自分で作りたい方に向いています。

たとえば、以下のような方におすすめです。

コントロール重視型が向いている人
  • 強打よりもコースを狙った返球を重視したい
  • ラリーを安定させたい
  • ネット際の細かいプレーを上達させたい
  • ミスを減らして試合を組み立てたい
荻原
荻原

狙ったところに落とせたときや、ラリーの流れを自分でコントロールできていると感じる瞬間に一番楽しさを感じるなら、コントロール重視のプレースタイルがしっくりくるかもしれないですね!

コントロール重視型の場合は、強く打てるかよりも、思い通りにボールを運べるかを重視しましょう。コントロール重視型のパドルは、厚め・幅広・軽め・短めハンドルのものを選ぶと、操作しやすく安定感を出しやすくなります。

目安は以下の通りです。

厚さ16mm以上
フェイス形状幅広
重さ軽め
ハンドルの長さ短め

ラリーを安定させたい方や、ネット際の細かいプレーを重視したい方に向いています。

パワー重視型に合うパドルとは?

パワー重視型は、スピードのあるショットや強打で主導権を握りたい方に向いています。

たとえば、以下のような方におすすめです。

パワー重視型が向いている人
  • チャンスボールを一気に決めたい
  • ドライブや強打で押し込みたい
  • 短い展開で得点につなげたい
  • スイングの力をボールに伝えたい
船水選手
船水

ボールのスピードで相手を押し切り、誰が見ても『これは取れない』とわかる一打で決まったときが一番楽しいのなら、パワー重視のタイプと相性が良いですね!

パワー重視型のパドルは、薄め・細長い形状・やや重め・長めハンドルのものを選ぶと、振り抜きやすくパワーを出しやすくなります。

パワー重視型の場合は、振り切りやすさと、打球に力を乗せやすいかを確認しましょう。

目安は以下の通りです。

厚さ14mm以下
フェイス形状細長い
重さ重め
ハンドルの長さ長め

ただし、重すぎるパドルは扱いにくく感じることもあります。数値やスペックを見ながら、自分のスイングで無理なく振れるかをイメージして選びましょう。

目的別に見るおすすめパドルの選び方

ここまでで、目的別に初心者~中級者がパドル選びに迷わないように、一覧にして整理してみましょう。

目的おすすめタイプ
初めての1本を選びたいバランス重視
ミスを減らしてラリーを続けたいコントロール重視
攻めも守りも幅広く試したいバランス重視
ネット際の細かいプレーを重視したいコントロール重視
チャンスボールを決め切りたいパワー重視
強いショットで主導権を握りたいパワー重視
自分のプレースタイルがまだわからないバランス重視

初心者の場合は、最初から「一番強く打てるパドル」を選ぶよりも、扱いやすさやミスの少なさを重視した方が、ピックルボールを続けやすくなります。

スペックが似ていて選ぶのに迷ったらデザインで選ぶのもOK

スペックが近いパドルで迷った場合は、デザインで選ぶのもよい方法です。

見た目で「使いたい」と思えるパドルは、練習や試合へのモチベーションにつながります。

ピックルボールはウェアやシューズとの組み合わせも楽しめるため、カラーやデザインを含めて選ぶのもおすすめです。

ただし、デザインだけで選ぶのではなく、まずはプレースタイルに合うかを確認しましょう。

パドルを購入する前に確認したいチェックリスト

パドルを購入する前に、以下のポイントを確認しておくと、自分に合わないパドルを選ぶリスクを減らせます。

パドル購入前のチェックポイント
  • 自分のプレースタイルは、バランス重視・コントロール重視・パワー重視のどれに近いか
  • 厚さは、安定感とスピードのどちらを重視したいか
  • フェイス形状は、当てやすさと振り抜きやすさのどちらを重視したいか
  • 重さは、無理なく振り続けられるか
  • ハンドルの長さは、片手打ち・両手打ちのどちらに合っているか
  • 価格だけでなく、使いやすさや継続しやすさも確認できているか

迷った場合は、最初から尖った性能のパドルを選ぶよりも、扱いやすくラリーを続けやすいものから検討するのがおすすめです。

ピックルボールの初心者~中級者がパドル選びで失敗しやすいポイント

パドル(ラケット)選びで失敗しやすいポイント

ピックルボール初心者~中級者がパドルを選ぶ際は、以下のような失敗に注意しましょう。

価格だけで選ぶのはNG

価格が高くて高級そうなパドルだからといって、必ずしも自分に合うとは限りません。

重要なのは、自分のプレースタイルやレベルに合っているかです。初心者の場合は、いきなり高価格帯のパワー型を選ぶよりも、扱いやすいモデルから始めた方がよい場合もあります。

デザインだけで選んでしまう

デザインはモチベーションに関わる大切な要素です。

ただし、見た目だけで選ぶと、重すぎる・振りにくい・当てにくいといったミスマッチが起こる可能性があります。

まずはプレースタイルやスペックを確認し、候補が複数ある場合にデザインで選ぶとよいでしょう。

上級者向けのパドルを選んでしまう

パワーが出やすいパドルや細長いパドルは、使いこなせれば強力です。
しかし、初心者にとってはスイートスポットが狭く感じたり、打点のズレがミスにつながったりする場合があります。

まずは自分のスイングで無理なく扱えるかを基準に選びましょう。

「おすすめ」だけで比較せずに決めてしまう

おすすめパドルとして紹介されている商品でも、合う人と合わない人がいます。

同じおすすめ商品でも、バランス重視なのか、コントロール重視なのか、パワー重視なのかで使いやすさは変わります。

購入前には、タイプ・厚さ・重さ・フェイス形状・ハンドル長さを比較しましょう。

初心者はパドル選びで迷ったらバランス重視パドルから試すのがおすすめ

初心者がどのパドルを選べばよいかわからない場合は、まずバランス重視パドルから検討するのがおすすめです。

バランス重視パドルは、コントロールにもパワーにも極端に寄りすぎていないため、幅広いプレーを試しやすいからです。

実際にプレーを続けるなかで、

「もっとラリーを安定させたい」
「ネット際の細かいプレーを磨きたい」
「もっと強く打ちたい」

といった方向性が見えてきたら、コントロール重視やパワー重視のパドルへ切り替えるとよいでしょう。

ピックルボールのパドル選びに関するよくある質問

最初の1本で迷ったらどのタイプがおすすめですか?

最初の1本で迷っている方や初心者の方は、バランス重視型のパドルから検討するのがおすすめです。バランス重視型は、コントロールにもパワーにも極端に寄りすぎていないため、攻めと守りの両方を試しやすいタイプです。

プレーを続けるなかで「もっとラリーを安定させたい」と感じたらコントロール重視型、「もっと強いショットで攻めたい」と感じたらパワー重視型へ切り替えると、自分に合うパドルを見つけやすくなります。

初心者は厚さ何mmのパドルを選べばよいですか?

初心者の場合は、厚さ14〜16mm前後のパドルが候補になります。スピード感を出したい方は厚さ14mm前後、安定感を重視したい方は16mm前後を目安にすると選びやすいでしょう。

ただし、厚さだけで選ぶのではなく、フェイス形状・重さ・ハンドルの長さもあわせて確認することが大切です。最初の1本では、極端に薄い・重い・細長いモデルよりも、扱いやすいバランスのパドルを選ぶと失敗しにくくなります。

軽いパドルと重いパドルはどちらが初心者向きですか?

初心者には、軽すぎず重すぎない中間的な重さのパドルがおすすめです。

軽いパドルは振りやすく、細かな操作がしやすい一方で、相手の強いボールに押されやすい場合があります。

重いパドルは打ち返したときに安定しやすく、球負けしにくい点がメリットです。ただし、重すぎると振り遅れや疲れにつながることもあるため、無理なく振り続けられる重さを選びましょう。

パワー重視パドルは初心者でも使えますか?

初心者でもパワー重視パドルを使うことはできます。ただし、パワー重視のパドルは薄め・細長い形状・重め・長めハンドルのものが多く、モデルによっては扱いにくく感じる場合があります。

強いショットを打つのが楽しい方や、すでに何度かプレーしていて攻撃的なプレーを伸ばしたい方は候補にしてもよいでしょう。

一方で、まだボールに正確に当てることが難しい場合は、まずバランス重視型から検討するのがおすすめです。

片手打ちと両手打ちでハンドルの長さは変えるべきですか?

片手打ちが中心の方は、短め〜中間的なハンドルの方が手元で操作しやすく、ネット際の細かなプレーにも対応しやすい傾向があります。

両手打ちを使いたい方や、スイングの力をボールに乗せたい方は、長めのハンドルが候補になります。特にバックハンドを両手で打ちたい場合は、握りやすい長さがあるかを確認しておくとよいでしょう。

まとめ

ピックルボールのパドルは、人気や価格だけで選ぶのではなく、自分のプレースタイルに合わせて選ぶことが大切です。

初心者で最初の1本に迷っている方は、攻守のバランスが取りやすいバランス重視パドルから検討するとよいでしょう。ラリーを安定させたい方はコントロール重視、スピードや威力で攻めたい方はパワー重視のパドルが候補になります。

パドルを比較するときは、厚さ・フェイス形状・重さ・ハンドルの長さを確認しましょう。

この記事では初心者~中級者のパドルの選び方についてプレースタイル別で紹介いたしました。

次は自分にあったプレースタイル別のパドルごとに細かく解説した記事を読んでみましょう。